黄河大洪水と黄河断流

 現在は、黄河は大洪水だが、1990年代には「断流」が問題になっていた。丁度その頃、日・中・韓の研究者の交流で済南に行ったことがある。

 その時、黄河断流が問題になっていたので、中国古代から大河が「そんなことが?」と思って、交流の合間に抜け出して、一人でタクシーで見に行った。その時は少し流れているところがあったが、それでも「水がほとんど見えない大河」は壮観だった。もちろん声をかけたが「見て何か意味があるのか」と言って誰も関心を示さなかった。

 この中国は、黄河と長江などと、どう付き合うのだろうか。